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留学先を決めていくのにあたりまずはその国の情報を知っていきましょう。

文化、気候、民族構成など国によって様々な特徴があります。

その国に興味を持つことから初めてみましょう。

ここでは、アメリカで 9 番目の大きさを誇る都市、テキサス州の州都オースティンをご紹介します。

オースティンの魅力/特徴

面積、人口共に全米で二番目を誇るテキサス州

その州都オースティンは「伝統的なアメリカ南部」の文化を色濃く残し、どこか懐かしく感じる雰囲気がある都市です。

近年のシリコンバレー周辺の物価・税金高騰により、サムソン、アマゾン、アップル等のIT関連の大企業やナノテクノロジー・バイオテクノロジーの大手企業が移転先をオースティンを選んでいることから「シリコンヒル」とも呼ばれ、最先端のビジネス街としても注目を浴びています。

「世界のライブミュージックの都」として知られており、ダウンタウンには300軒近いライブハウスが立ち並び、毎晩世界中から集まるミュージシャンの演奏を楽しむことができます。

また、テキサス大学など世界的に有名な大学がいくつもあり、外国からの留学生の受け入れにも積極的です。

オースティンの基礎情報

面積

704 km²

人口

約95万人

宗教

87% キリスト教徒(主にプロテスタントとローマ・カトリック)

12% 無宗教

01% その他の宗教

物価

(1ドル=110円、2021年5月のレート)

カジュアルレストランでの食事:15.00ドル前後

ビッグマック・セット:7.50ドル

じゃがいも1kg:2.28ドル前後

ミネラルウォーター1.5L:1.52ドル前後

日本との時差

日本とオースティン(テキサス州)の時差は-15時間ですが、サマータイム期間(3月第二日曜日~11月第一日曜日)の時差は-14時間になります。 

アメリカは国土が大変広いため、州によって日本との時差が異なります。

サマータイム期間は時間を1時間早めなければいけません。

スマートフォンなどの電化製品は自動的に調整されますが、腕時計などは手動で時間を合わせる必要があるのでご注意ください。

オースティンの気候

留学先を決める上で気候はみなさんの気になる点の一つではないでしょうか。

国土の大きな国については年によって大きく変わってきますが、まずは国全体の気候を確認していきましょう

オースティンは温暖湿潤気候で、夏は日本同様に湿度が高く、冬は期間が短く温暖で風が強いのが特徴です。

一年を通して一日の気温差が10度以上あるため、特に夏の場合は昼間が暖かくても必ず上着を用意しておきましょう。

オースティンの文化

その国特有の文化はたくさんあります。

年によっても変わってくるものはたくさんありますが、代表的なものを確認していきましょう

3月 サウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)

オースティンで一番大きなイベントの一つ「サウス・バイ・サウスウエスト」。

もともと、1987年に小規模な音楽イベントとして始まりましたが、世界中からミュージシャンが集まるようになり、大手レコード会社もスカウト目的で参加するようになります。

その後はミュージシャンだけでなく、映画関係者やマルチメディア関連の会社も協賛するようになり、現在では映画・音楽・IT関連の大規模なイベントとしてプロの商談も行われる見本市となりました。

8月 オースティン・プライド

1976年から始まった歴史ある「オースティン・プライド」はアメリカ最大級のゲイ・プライドの一つです。

現在では40万人以上の参加者が集まります。保守的に思えるテキサス州ですが、LGBTQ運動が起こる前の1970年代から、オースティンではゲイコミュニティーがあり、差別に対する運動を起こしていました。

オースティンがテキサス州の中で一番リベラルでオープンな雰囲気があるのは、このような差別に対する運動を長年に渡って行なってきたことが背景があるからです。

10月 オースティン・シティ・リミッツ・ミュージック・フェスティバル

2002年にテレビ番組のイベントとして始まったミュージック・フェスティバルは、現在約100を超えるバンドやミュージシャンが集まり、2週間に及び行われる一大イベントです。

期間中は50万人を超える観客が国内外から集まります。

会場にはテキサスグルメの「テクス・メクス料理」のスタンドをはじめ食事も音楽も楽しめるスペースになっています。

オースティンの有名スポット

留学は基本的にどこの都市にでも行けます。

ここではオースティン留学中に「訪ねるべき有名スポット」を見ていきましょう。

テキサス州議会議事堂

全米一の大きさを誇るテキサス州議会議事堂は、観光客や地元の人で賑わうダウンタウンにあります。

国定歴史建造物に指定されている建物の装飾はルネッサンス様式になっており、その規模に圧倒されるだけでなく歴史を感じる美しい建物です。

ガイド付きの内見ツアーもあるので、留学中に一度は立ち寄ってみましょう。

ジルカー公園

テキサス州議会議事堂の近くにあるジルカー公園は、地元の人や観光客の憩いの場所になっています。

自然に囲まれた広大な面積を公園ではピクニック、お散歩、ジョギング、サイクリングなど、みんなが想い想いのアクティビティを楽しんでいます。

園内を観光できるミニ列車は子どもから大人まで楽しめる人気のアトラクションです。

また、園内ではイベントも定期的に行われているので、いつ訪れても飽きることのない場所です。

ホープ屋外ギャラリー

世界中のストリートアーティストの作品を見ることができるホープ屋外ギャラリーは、オースティンの人気の撮影スポットで、国内外から沢山の観光客で賑わっています。

元々は、マンション建築途中で工事が中断し、そのまま放置されていた空き地にストリートアーティストたちが「落書き」を始めたのがギャラリーの始まりとされています。

まとめ

留学先の情報を知ることはとても大切です。

アメリカで 9 番目の大きさを誇る都市であるテキサス州の州都オースティンは、「伝統的なアメリカ南部」の文化を色濃くの残しつつも、近年では「シリコンヒル」とも呼ばれ、最先端のビジネス街としても注目を浴びています。

「世界のライブミュージックの都」としても知られ、一年を通して音楽イベントがたくさんあります。

メキシコの影響を受けた食事・文化が特徴的でメキシコからの移民も多いのが特徴です。

日系企業も進出しているため、現地の日本人コミュニティはありますが、日本人留学生はとても少ないため、語学の勉強に集中したい人には理想的な都市と言えるでしょう。

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