目次
留学先の国を決めるのとあわせて、各都市の情報を知ることは重要です。
基本情報、気候、文化、有名スポットなど都市によって様々な特徴があります。
その都市に興味を持つことから初めてみましょう。
ボストンの魅力/特徴
アメリカ北東部マサチューセッツ州の州都「ボストン」。
17世紀前半に英国から来た清教徒たちにより開拓された都市で、中世ヨーロッパの文化が色濃く残るアメリカで最も古い街のひとつです。
また、市域には世界トップクラスの「マサチューセッツ工科大学」や「ハーバード大学」があることで知られ、国内外から多くの学生が集結します。
ボストンの基礎情報
面積
約232.1平方キロメートル
人口
約70万人(2019年7月：United States Census Bureau調査)
宗教
信教の自由を憲法で保障、主にキリスト教
物価
牛乳1リットルあたり約120円(≒$1.15) ※2021年1月時点
日本との時差
-14時間
3月第二日曜日～11月第一日曜日はサマータイムが実施され、1時間進める
国土の広いアメリカではエリアによって時差が異なります。
また、サマータイム実施の前後日は時計の調整を忘れないよう注意が必要です。
ボストンの気候
日本の北海道とほぼ同じ緯度に位置する「ボストン」。
春から秋にかけてベストシーズンとなり、快適に過ごすことができます。真冬の12～2月は非常に寒さが厳しく、都心部でも雪が積もるなど、公共交通機関に影響がでることがあります。
初春の3～4月にかけて、日本の春とは違い、冷え込みが激しいので真冬の服装で臨むのがベストです。
ボストンの文化
イギリス文化が色濃く残るマサチューセッツ州の州都「ボストン」の特色ある文化をご紹介します。
世界有数の美術館・博物館がある芸術と文化の街
マサチューセッツ州内にはアメリカ独立100周年を記念して建てられた「ボストン美術館」をはじめ、「イザベラ・スチュワート・ガードナー美術館」、「ジョンFケネディ博物館」など、世界各国の著名人の絵画・骨董品が多く展示されていることで有名です。
また、ボストン市内には立派な劇場が数々あり、国内5大オーケストラのひとつ「ボストン交響楽団」が定期的に演奏会を主催をするなど音楽の分野に関してもトップクラスの実力を誇ります。
ボストンの食文化
ボストンでは、フィッシュアンドチップスやベイクドビーンズなど英国文化を継承する料理が多くの市民によって現在も親しまれています。
主に魚介類や乳製品が目立つなか、近年はアジアからの移民が増えたことで、日本食や韓国料理を取り扱うレストランをはじめ、中華料理店が多く集結するチャイナタウンの存在が目立ち始めています。
学園都市と呼ばれるボストン
世界トップクラスを誇る「マサチューセッツ工科大学」、「ハーバード大学」をはじめ、州内には世界屈指の学校が集結する学園都市。
また、アメリカ国内の中でも比較的に治安が良く、市内中心部は交通機関が充実していることから、国内外含め多くの学生が安心して勉強する環境が整えられていることで人気です。
ボストンの有名スポット
ファッション、エンターテイメント、グルメなど全てが最先端の都市「ボストン」。
誰もが一度は訪れてみたい「自由の女神像」など観光地がたくさんあります。留学期間中に訪れてみたいおすすめスポットをご紹介します。
ボストン美術館
アメリカ独立100周年にあたる1876年に開館した国内4番目の規模をもつ美術館です。
館内にはエジプト美術やフランス印象派絵画が目立って展示されているほか、仏画、浮世絵など日本古来の美術品も数多くあります。
フェンウェイパーク
メジャーリーグベースボールの名門チームのひとつ「ボストン・レッドソックス」の本拠地スタジアムです。
国内リーグで使用されているスタジアムの中では最も古いと言われています。
観客席や選手たちが使うロッカールームは老朽化しているものの、伝統あるスタジアムには試合があるごとに多くの熱狂的なファンによって席は埋め尽くされます。
ボストンパブリックガーデン
1837年にアメリカ国内で初めて創立されたボストン市内中心部にある公立植物園。
広さ約97,000㎡の園内には「ジョージ・ワシントン騎馬像」の銅像や噴水のほか、四季折々の様々な種類の花が植えられています。
園内の人工池には毎年暖かい時期に多くの白鳥が飛来してくることで有名です。
マサチューセッツ工科大学
アメリカ国内屈指の名門大学のひとつで、通称「MIT(Massachusetts Institute of Technologyの略)」と呼ばれています。
数々のノーベル受賞者を輩出していることで大きな話題となり、世界大学評価機関の英国クアクアレリ・シモンズ(Quacquarelli Symonds)が毎年発表するランキングでは2012～2020年まで世界ランキング1位に輝いています。
クインシーマーケット
ボストン市内中心部になる歴史的建造物のひとつ。1824年から建設が始められ、2年後の1826年に完成した。
当時、ボストン市長を務めていた「ジョサイア・クインシー3世」の名に因んで名付けられました。
建物は3棟からなり、レストラン、ギフトショップ、雑貨店のほか、多くの人で賑わうフードコートも併設しています。
まとめ
アメリカ国内の留学先のひとつ「ボストン」をご紹介しました。
世界トップクラスの大学が集結する学園都市として各国から多くの学生が集まることで人気です。
伝統ある市内中心部には美術館や博物館がたくさんあることから、芸術や歴史を深く学ぶこともできます。
様々な関心が持てることで期待できる、ボストン留学を検討してみましょう。
