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留学先の国を決めるのとあわせて、各都市の情報を知ることは重要です。

基本情報、気候、文化、有名スポットなど都市によって様々な特徴があります。

その都市に興味を持つことから初めてみましょう。

シカゴの魅力/特徴

アメリカ中西部のイリノイ州にある「シカゴ」は、ニューヨーク、ロサンゼルスに続く第三の都市です。

摩天楼発祥の地であり、近代建築が発展し、芸術や音楽、スポーツなども盛んな街として有名です。

市内には、アメリカの三大美術館の一つに数えられるシカゴ美術館や自然の中で芸術鑑賞が楽しめるミレニアムパークなどがあります。
また五大湖の一つミシガン湖に接していて、この湖畔ではいくつかの工業都市が発達してきた歴史があり、金融、鉄道、航空の拠点としても重要な役割を担っています

シカゴの基礎情報

面積

約606平方キロメートル

人口

約269万人(2019年:United States Census Bureau調査)

宗教

信教の自由を憲法で保障、主にキリスト教

物価

牛乳1リットルあたり約87円(≒$0.81) ※2021年2月時点

日本との時差

-15時間

3月第二日曜日~11月第一日曜日はサマータイムが実施され、1時間進める。

国土の広いアメリカではエリアによって時差が異なります。

また、サマータイム実施の前後日は時計の調整を忘れないよう注意が必要です。

特に飛行機の乗換えをする場合は気を付けましょう。

シカゴの気候

北海道の函館とほぼ同じ緯度に位置する「シカゴ」。

日本と同じように四季がありますが、春と秋が短いという特徴があります。

春(3月~5月)は、強い風が吹くことがあるため、3月は厚手のコートやダウンジャケット、手袋やマフラーは必要です。

夏(6月~8月)は、屋外では半袖や短パンのような服装ですが、室内は冷房が効いているため、カーディガンなどの羽織りものがあると良いです。また日差しが強いので、帽子やサングラスがあると便利です。

秋(9月~11月中旬)は、天気が安定し、晴れる日が多くなります。

9月までは半袖や短パンで過ごせる日が多いです。

11月になると寒い日が多くなりますので、ダウンジャケットや手袋などの防寒具が必要になります。

冬(12月~2月)は、とても寒さが厳しい日が多くなります。

平均気温がマイナスになることもあるので、しっかりと防寒対策が必要になります。ダウンジャケットや手袋、耳当て、ホッカイロなどを準備しましょう。

シカゴの文化

ニューヨーク、ロサンゼルスに続く第三の都市「シカゴ」の特色ある文化をご紹介します。

芸術の街

アメリカの三大美術館の一つに数えられる「シカゴ美術館」、膨大な数のコレクションを誇る「フィールド自然史博物館」、3万2500種類もの海の生き物がいる「シェッド水族館」1930年に開館したアメリカ初のプラネタリウム「アドラープラネタリウム&天文学博物館」などがあります。

またミレニアムパーク内にある「ジェイ・プリツカー・パビリオン」「クラウド・ゲート」などユニークなパブリックアートが点在し、気軽に芸術を楽しむことができます。

音楽の街

シカゴ・ブルースやシカゴ・ジャズ、ゴスペル音楽発祥の地でもあり、独自のスタイルを確立しています。

街中には多くのライブハウスがあり、気軽に楽しむことができます。

また「シカゴ・ブルース・フェスティバル」、「シカゴ・ジャズ・フェスティバル」、「グラント・パーク・ミュージック・フェスティバル」など大規模なフェスが無料で楽しめるのも魅力的です。

スポーツの街

アメリカ4大プロスポーツであるNFL(アメリカンフットボール):ベアーズ、MLB(野球):カブス、ホワイトソックス、NBA(バスケットボール)ブルズ、NHL(アイスホッケー):ブラックホークスのチームが本拠地を構える街です。

街を歩いているとどこかのチームのTシャツやユニフォームを着ている人を見かけるほどスポーツに熱い街です。

1年を通じていずれかのチームがシカゴで試合を行っているので、スポーツ好きにはたまらない街です。

シカゴの有名スポット

ウィリス・タワー

高さ約442m、110階建てでシカゴ1位、アメリカ国内2位の高さを誇るタワーです。

103階の展望台「スカイデッキ・シカゴ」からは、360度の大パノラマを楽しむことができ、展望台からせり出した透明アクリルキューブ「ザ・レッジ」では、床を含めて全面ガラス張りになっているため真下にシカゴの街を見下ろすことができます。

ジョン・ハンコック・センター

1969年に完成した100階建ての超高層ビルで、完成した当時は世界第二の高さでした。

市民から「ビッグジョン」という愛称で親しまれ、94階にある展望台「360 CHICAGO」からはシカゴの街が一望でき、人気のスポットになっています。

シカゴ美術館

アメリカの三大美術館の一つで、ルーブル美術館に次ぐ世界最大級の印象派コレクションを誇ります。

西洋美術だけでなく中国や日本の作品も多くあり、特に日本の芸術作品はボストン美術館と同じくらい充実しています。

正面入口には、2頭のライオン像が立ち、美術館の目印になっています。

ミレニアムパーク

ダウンタウンの中心に位置し、シカゴにある様々なアートの世界を体験できる公園です。

2005年の夏にオープンし、シカゴ市民や観光客の憩いの場となっています。

長方形のタワーの表面から覆うように水が流れ落ちる「クラウンファウンテン」、建築家フランクが手がけた野外劇場「ジェイ・プリツカー・パビリオン」、彫刻家アニッシュによる「クラウド・ゲート」など様々な芸術作品を見ることができます。

ミシガン湖

アメリカとカナダの国境にある五大湖の一つで南北に細長い形をした淡水湖です。

ミシガン湖の周りにはいくつもの国立公園と州立公園があり、湖岸も含め様々な自然を感じることができます。

時々霧が発生し、シカゴの街全体を覆うことがあります。

その風景はまるで雲の中にある街のように見え、幻想的な雰囲気を醸し出します。

ミシガン湖では、ボートや遊覧船で楽しむアクティビティがあり、湖からシカゴの街を見渡すことができます。

まとめ

アメリカ国内の留学先のひとつ「シカゴ」をご紹介しました。

シカゴがあるイリノイ州は、アメリカ国内でも標準語により近い英語が話されています。

そのため英語は訛りが少なくアクセントも聞き取りやすいので、初めて英語を学ぶ方にもおすすめです。

芸術や音楽、スポーツなど様々な文化に触れることができる、シカゴ留学を検討してみましょう。

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