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留学先の国を決めるのとあわせて、各都市の情報を知ることは重要です。

基本情報、気候、文化、有名スポットなど都市によって様々な特徴があります。

その都市に興味を持つことから初めてみましょう。

ここではニュージーランドで2番目に大きな都市「クライストチャーチ」をご紹介します。

クライストチャーチの魅力/特徴

イギリス開拓時代からの建物が残るクライストチャーチは、コンパクトでとても便利な街です。

クライストチャーチは別名「ガーデンシティ」と呼ばれ、大きな敷地を持つハグレー公園の他にもたくさんの公園があり、地元の人や観光客がピクニックや読書を楽しみながら思い思いの過ごし方をする憩いの場所になっています。

市内から出ているバスを利用すればビーチへのアクセスも簡単なので、勉強の息抜きにマリンアクティビティを楽しむことができます。

日本人を含むアジア人が多いためアジア系のスーパーが充実しており、ほとんどの日本食も現地で手に入れることができます

日本の雑誌や漫画を揃えている図書館もあるので、英語に疲れてしまった時の息抜きに最適です。

また、日本人留学生やワーキングホリデーも多いので、仕事・部屋探しの情報を日本語で得るメリットもあり、英語に自信がない人や初めて海外生活をする人も安心して留学生活を送ることができるでしょう。

クライストチャーチの基礎情報

面積

1426 km²

人口

約38万人

宗教

無宗教(48.5%)、キリスト教全般(37%)、ヒンドゥー教(2.1%)、イスラム教(1.3%)、仏教(1.1%)、その他(10%)

物価

(1ニュージーランド・ドル=78,48円、2021年5月のレート)

カジュアルレストラン:20ニュージーランド・ドル前後

ビッグマック・セット:12ニュージーランド・ドル

ミネラルウォーター1.5L:1.47 ニュージーランド・ドル前後

じゃがいも1kg:3.14ニュージーランド・ドル前後

日本との時差

日本とクライストチャーチの時差は+3時間ですが、サマータイム期間(9月最終日曜日~4月第一日曜日)の時差は+4時間になります。 

サマータイム期間は時間を1時間遅らせなけばなりません。

スマートフォンなどの電化製品は自動的に調整されますが、腕時計などは手動で時間を合わせる必要があるのでご注意ください。

クライストチャーチの気候

留学先を決める上で気候はみなさんの気になる点の一つではないでしょうか。

暖かいイメージのあるニュージーランドですが、夏(12月〜2月)は25度を超えることはほとんどありません

一日の気温差が大きい日もあるので、薄手のカーディガンなどの羽織ものがあると便利です。

冬(6月〜8月)は氷点下を超えることはほとんどありませんが、雪が降ることもあるため厚手のコートかジャケットが必要になります。

クライストチャーチの文化

ここでは、年中イベント盛りだくさんなクライストチャーチの代表的なものを見てみましょう。

2月 カルチャーガロア

クライストチャーチで一番大きなイベントの一つ「カルチャーガロア」は、国際文化イベントで、日本、インドネシア、韓国、フィリピン、ポーランド、中国、フィジー、ロシア、タイ、メキシコ、バングラデシュなど、さまざまな国の音楽やダンスをステージで楽しむことができます。

また、40を超える屋台では各国の美味しいものが食べられることもあり、子供からお年寄りまで大人気のイベントです。

3月 クライストチャーチ・ジャパンデー

2012年から始まる「クライストチャーチ・ジャパンデー」は、地元の日本人会主催の日本文化イベントです。

日本文化に触れることができるワークショップや和楽器のコンサート、そしてコスプレ大会まで開催されます。

焼きそば、おにぎり、らーめんなどの屋台も出るのでたくさんの人で賑わいます。

イベントの参加者やボランティアの募集もあるので、留学中に是非参加してみてください

12月 サンタ・パレード

夏の始まりを告げるクライストチャーチのサンタ・パレードは、70年以上の歴史を誇る人気イベントです。

南半球のならではの水着を着ているサンタさんを見ることができます。

期間中は市内の至る所でイベントが行われますが、中でも街の中心部を歩行者天国にして開催されるパレードは、ニュージーランド南島一の規模を誇り、国内からたくさんの観光客で賑わいます。

サイレンを鳴らしながら消防士や警察官も参加する姿にも圧倒されます。

クライストチャーチの有名スポット

コンパクトな街ながら見所が多いクライストチャーチの中で、留学中に見ておきたい有名スポットを見ていきましょう。

クライストチャーチ大聖堂とカードボード・カセドラル

クライストチャーチといえば、何と言っても「クライストチャーチ大聖堂」でしょう。

1904年に建てられ街のシンボルクライストチャーチ大聖堂は、2011年のカンタベリー地震によって大聖堂の70%以上が崩壊してしまい、現在は外観しか見ることができません。

すぐ近くにあるクライストチャーチ大聖堂の仮設として建てられたカードボード・カセドラル日本人の建築家によって設計された、なんと紙素材の大聖堂です。

十字架や、テーブルの足なども紙が使用されていますので、こちらも是非足を運んでみてください。

カンタベリー博物館

1867年に開館した長い歴史を持つレンガ作りのカンタベリー博物館は、地元の開拓の歴史、先住民のマオリ文化、そしてヨーロッパからの移民の歴史などを展示物によって学ぶことができる人気スポットです。

館内には日本の浮世絵なども展示されているので、日本の文化がニュージーランド人にどのように感じられているかを知る機会にもなります。

クライストチャーチ・アートセンター

クライストチャーチのアートシーンの中心として、たくさんのイベントが催される文化センターであるクライストチャーチ・アートセンターは、ゴシック建築の美しい外観で写真の撮影スポットとしても人気があります。

敷地内にはアクセサリー・文房具ショップ、オシャレなカフェが併設されています。

週末には敷地内で工芸品・アクセサリー・衣類・食品のスタンドも出店されるため、地元の人や観光客で賑わいを見せます。

まとめ

ニュージーランドで2番目に大きな都市クライストチャーチは、イギリスの街並みを感じるコンパクトな都市です。

在住者・留学生・ワーキングホリデーの日本人が多く住んでいるため、日本語で情報を集める事ができるメリットがあります。

日本食も現地で手に入れることができるため、英語に自信がない人や初めて海外生活をする人も安心して留学生活を送ることができるでしょう。

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