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ワーキングホリデーと海外留学の違いって何?自分にあう滞在方法とは

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海外滞在を考えた時、まず思い浮かぶのが「ワーキングホリデー」と「海外留学」だと思います。

みなさんの周りにも、すでにどちらかを体験した人がいるかもしれません。

誰でも参加できる手軽な制度としてどちらも人気がありますが、いざ自分が行くとなると悩んでしまいますよね。

長期滞在となると費用も時間もかかるので、行って後悔したくないという気持ちも強いと思います。

この記事では

  • ワーホリと海外留学を比較
  • ワーホリでできること
  • 海外留学でできること
  • どちらの滞在方法が自分にあうか
  • 海外生活に不安を感じる人へ

について解説しています。

どちらにするかで決めかねている人は、ぜひこの記事を参考にしてくださいね!

滞在方法

ワーホリと海外留学を比較

長期滞在できる方法として人気のあるワーホリと海外留学。

似ているようで全く異なる滞在方法の「違い」をしっかり把握しておきましょう。

参加条件の概要は以下の通りです。

ワーホリ海外留学
ビザの種類ワーホリビザ3カ月以上滞在の場合は学生ビザ
渡航先ワーホリ協定国のみ

(2023年時点で29カ国)

自分で選べる
滞在期間原則1年(例外、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、チリ)留学の種類による
年齢制限原則18歳~30歳(例外、フランス29歳まで、アイスランド26歳まで)なし
同じ国への渡航回数1カ国につき1回のみ何回でもいける
年間発給枠

 

オーストラリア、ニュージーランド、ドイツ、デンマーク、ノルウェー、ポルトガル、スウェーデン、エストニアは無制限、それ以外の国の発給数は有限なし
就労できるできない(例外、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、アイルランド、マルタなど)

(参考サイト:外務省

↓ビザの種類に関する詳しい記事はこちらから↓

ビザの種類と違い

そもそもワーホリとは?

正式名称「ワーキングホリデー制度」、通称ワーホリとは「協定した2カ国の間で取り決められた規則に基づき、ホリデー(休暇)目的で滞在できる」制度です。

滞在期間中に語学学校へ行って英語を勉強したり、専門学校で知識をつけたり、旅行をしたり、のんびり過ごしたりするために必要な滞在費用を現地で稼ぐことができます。

レストラン、カフェ、ホテルなどの接客業やファームなどの力仕事の他にも、有給のインターンシップなどにも参加できます。

海外で生活しながらアルバイトができるという、普通の海外留学にはできない体験をできるのがワーホリです。

↓現地での採用情報の関連記事はこちら↓

海外での仕事の探し方

そもそも海外留学とは?

海外で現地の学校に通って勉強すること、それが海外留学です。

海外留学と一言で言っても以下のような種類があります。

  • 語学留学:語学習得を目的とした留学方法
  • 専門留学:専門学校に通いながら、知識、資格、スキルを得るための留学方法
  • 大学・大学院留学:海外の3年制・4年制の大学へ進学し、学位を取得する留学方法
  • その他:海外インターシップ留学、海外ボランティア留学

など、滞在目的によってさまざまな留学スタイルがあります。

行きたい国の行きたい学校を選ぶことができ、期間もカリキュラムによって大きく異なります。

海外留学への参加には年齢制限がないので、何歳になっても思い立ったときに挑戦できます。

ワーホリでできること4選

ここまで、ワーホリと海外留学の違いについて見てきました。

ここでは具体的に、ワーホリを利用すると渡航先で何ができるのか紹介していきます。

ワーホリ ワーキングホリデー

気楽に海外生活を体験できる

ワーホリの最大の特徴は、滞在するためにしなければいけない「義務」がないことです。

海外留学の場合、学校に行き何かを学ぶことが義務付けられているため、滞在中は常に学業に追われる日々を過ごすことになります。

ワーホリは自分のライフスタイルに合わせて、1年間の海外生活を送ることができます。

このビザを取得すると就学と就労が許可されているため、語学学校や専門学校へ行き帰国後の就職活動に役立つ資格を取ることや、お金を稼ぐためにガッツリ働くこともできます。

費用の面から見ても海外留学はどうしても高くなってしまいますが、ワーホリであれば現地で収入を得られるので、現地での滞在費用を抑えられます。

中にはこの1年間を完全に休暇として利用し、オーストラリア横断など思いっきり旅行を楽しむ人もいます。

自由に滞在方法を選べるのもワーホリの醍醐味です。

自分のペースでゆっくり語学を学べる

試験などのストレスがかからず、ゆっくり語学を勉強できるのもワーホリの利点です。

語学留学の場合、学生ビザを取るために週に決められた時間の授業をとらなければなりません。

ワーホリでは、例えば週に3回の授業や初級クラスを理解するまでやり直すなど、自分のペースで授業を選ぶことができます。

いろいろな人と出会える

多くの時間を学校で過ごす海外留学とは異なり、ワーホリでは仕事などを通して現地の人と接する機会がたくさんあります。

語学習得が滞在の目的ではない場合は、思い切ってたくさんの日本人ワーホリメーカーと交流をとることもおすすめです。

普段は出会うことのないバックグラウンドの人たちと、ワーホリという共通の体験を通して人脈を広げていくことができます。

友達作りができるのもワーホリに参加する楽しみといえます。

価値観が変わる

海外生活をすることによって、世界中から集まってきた文化・歴史・宗教が異なる人々と出会うことができます。

彼らと一緒に仕事をしたりアクティビティを行ったりすることで視野がぐっと広がり、価値観が大きく変わっていくのを感じるでしょう。

言葉や考え方の違いから、誤解が生じることもあるかもしれませんが、そのような体験をすることによって本当の意味での多様性を理解できるようになっていきます。

渡航前と渡航後で「自分は変わった」と思える経験こそがワーホリならでわなのです。

↓ワーホリに関する詳しい記事はこちらから↓

ワーキングホリデーとは?

海外留学でできること4選

ここでは海外留学で人気の語学留学を例に、行ったからこそできることを確認していきましょう。

海外留学

好きなタイミングで利用できる

ワーホリに参加する場合、18歳から30歳と年齢制限が設けられています。

そのため、学業や仕事の関係でビザ申請のタイミングを逃してしまった人は参加できません。

語学留学であれば、何歳になっても留学生になることができます。

また、ワーホリに参加する多くの人が大学を休学したり会社を退職したりして渡航していますが、語学留学の場合は1週間からの申し込みができるので学生であれば学校の長期休暇中に、社会人であれば有給休暇を利用して海外に滞在することも可能です。

好きな時に都合の良いタイミングで出発できるのも語学留学の魅力です。

語学が習得できる

語学留学の目的は「語学習得」です。

学生ビザを取得して滞在する場合は、週に取らなければならない授業時間が指定されています。

学生ビザが取れる多くの語学学校では生徒の語学力のレベルに合わせたクラス分けがなされ、リーディング、ヒヤリング、スピーキング、ライティングをバランスよく学ぶための環境が整っています。

また、定期的に英語力を測る総合試験も行われるため、語学を本気で学びたい人には理想的な滞在方法です。

資格が取れる

英語圏の語学学校ではスタンダードな英語コースの他にも、ビジネス英語コース、大学準備コース、英語能力試験対策コースなど、英語にまつわる資格試験に挑戦できるコースがそろっています。

他にも、例えばフラワーアレンジメント、料理、バリスタ、中にはスポーツのインストラクターの資格など、英語で学べる専門プログラムを用意している語学学校もあります。

ただ英語力を伸ばすだけでなく、帰国後の就職活動に役立つスキルや資格を身につけるためにも語学留学は有効です。

いろいろな国に行ける

ワーホリは協定国のみ有効の制度。

2023年時点で29カ国と協定を結んでいますが、留学先として人気のアメリカは含まれていません。

また、ビザ発給数に制限がある国も多く、例えばカナダやイギリスなどは毎年定員の10倍ほどの申し込みがあるため、渡航を希望してもワーホリに参加できない場合があります。

語学留学を含む海外留学の場合、学生ビザの発行数に制限はありません。

あらかじめ指定されている必要書類を用意すれば、希望の国に滞在できるのです。

3ヵ月以内の滞在であればビザ申請をすることなく、ほとんどの国に留学できます。

いろいろな国に行けるのも語学留学の利点と言えるでしょう。

↓語学学校に関する詳しい記事はこちらから↓

語学学校の種類と特徴

どちらの滞在方法が自分にあうか

それぞれの良い点や魅力を解説してきました。

ワーホリと留学では、現地で「できること」に違いがあります。

そのため、どちらの滞在方法を選ぶか迷っている人は、まずは渡航する「目的」をはっきりさせることです。

ワーホリと海外留学で悩んでいる人のために、ここではどんな人がどちらの滞在方法に合うか一緒にチェックしていきましょう。

滞在方法

ワーホリに合う人

次のような渡航目的の人にぴったりの滞在方法がワーホリです!

  1. 費用を抑えて長期滞在したい
  2. 年齢が18歳から30歳
  3. 海外で働いてみたい
  4. 自分探しをしたい
  5. 滞在中にいろいろなことに挑戦したい
  6. 勉強は苦手だけど海外に住んでみたい
  7. 海外でお金をガッツリ稼ぎたい
  8. とりあえず日本を離れたい
  9. 海外で人脈を作りたい
  10. 自分の趣味を極めたい

海外留学に合う人

次のような渡航目的の人にぴったりの滞在方法が海外留学です!

  1. 語学をしっかり身に付けたい
  2. 好きな国に滞在したい
  3. 就職・転職に役立つスキルを身に付けたい
  4. 今の仕事を辞めずに海外生活してみたい(短期留学)
  5. 専門知識を身につけたい
  6. 将来、海外就職・移住したい
  7. 数年間の長期滞在を目指したい
  8. 世界に通用する資格を取りたい
  9. 1年以上の長期海外滞在をしたい
  10. 世界で活躍できる人材になりたい

海外生活に不安を感じる人へ

ワーホリにするか海外留学にするか、なんとなく自分に合う滞在方法がわかってきたのではないでしょうか。

滞在方法を選ぶ以前に、海外で生活すること自体に不安を感じている人も多いようです。

ここではワーホリと海外留学、それぞれの滞在方法別に海外生活への不安解消法をご紹介します。

海外生活 不安

ワーホリに行きたいけど不安な人へ

まずは、ワーホリで滞在したいと考えている国へ、一度旅行で行ってみましょう。

数日間の短期滞在でも構いません。

可能であればアパートホテルタイプの宿泊先を選ぶと、より「現地での生活」に近い滞在スタイルになります。

渡航後はスーパーに買い物に行ってみたり、バスや地下鉄などの公共交通機関を利用したり、レンタル自転車で街を回ってみたり、実際に住んでいるように過ごしてみましょう。

百聞は一見にしかず。

頭で考えて不安になるより実際に行ってみることで、本当に海外に長期滞在したいかどうかわかってきます。

海外留学に行きたいけど不安な人へ

長期留学へ行く前に、まずは希望する渡航先の語学学校へ短期留学してみましょう。

多くの語学学校は1週間から入学できます。

まずは1週間語学学校へ通い、現地の言葉での授業が理解できるか、授業のスピードについていけるか、学校やクラスメートの雰囲気になじめるか、などを肌で感じることができ不安も取り除くことができます。

自分が本当に「海外留学に向いているのか」を見極めることができるのでおすすめです。

まとめ:海外長期滞在ならワーホリと海外留学!

この記事ではワーホリと海外留学で悩んでいる人のために、ワーホリと海外留学を比較、ワーホリでできること、海外留学でできること、どちらの滞在方法が自分にあうかについて解説してきました。

まとめの一覧は以下の通りです。

  • ワーホリと海外留学を比較
  • ワーホリでできること4選:海外生活を体験できる、自分のペースでゆっくり語学を学べる、いろいろな人と出会える、価値観が変わる
  • 海外留学でできること4選:好きな時に利用できる、語学が習得できる、資格が取れる、いろいろな国に行ける
  • どちらの滞在方法が自分にあうか
  • 海外生活に不安を感じる人へ

いかがでしたか?

自分次第でワーホリも海外留学も、今後の人生を変えてくれる素晴らしい経験になります。

ぜひチャレンジしてくださいね!

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