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おすすめ【マレーシア留学】その魅力とは?メリット・デメリットを徹底的に解説します!

マレーシア留学の魅力

英語を習得するためにマレーシア留学をすると聞くと、「なぜマレーシアで英語を学ぶの?」と思う方も多いでしょう。

私たち日本人にとってマレーシアは留学先としてはメジャーではありません。

しかしマレーシアは、東南アジアを中心としたアジア諸国の若者に最も注目されている留学先の一つなんです!

この記事では、海外留学を目指している方に向け、マレーシア留学の魅力を徹底解説しています。

マレーシア留学の種類や、メリット・デメリット、そして気になる現地でのアルバイト事情もご紹介していますので、ぜひ留学先選びの参考にしてくださいね!

マレーシアの基本情報

まずは、マレーシアがどのような国なのか、一緒に見ていきましょう。

マレーシアの基本情報

移住先として人気

マレーシアというと「観光地」を思い浮かべるかもしれませんが、ここ数年で、日本からの移住者が増え続けています。

その主な理由は2つ「就職」と「定年後の生活」です。

就職:海外就職を目指す第一歩として

マレーシアは地理的に東南アジアの中心に位置しているため、アジア市場を狙う欧米諸国の外資系企業が次々と進出してきています。

そのため、まずは比較的近いマレーシアで海外就労経験を積み、その後欧米での就職を目指す社会人移住者が増えています。

定年後の生活:マレーシアが人気ナンバーワン

定年後に生活したい国として、一番人気があるのがマレーシアなのです!

理由は次のことが挙げられています。

  • 長期滞在ビザが取りやすい 
  • 気候がいい 
  • 治安がいい 
  • 東南アジアへ旅行しやすい 
  • 物価が安い 
  • インフラが整っていて生活で不自由を感じない 
  • 自然災害が少ない

その他にも、食べ物が口に合う、のんびり生活ができるなどたくさんの意見が寄せられています。

参考サイト:一般財団法人ロングステイ財団

国際色豊か

人口の約6割がマレー系、約3割が中国系、そして約1割がインド系が居住している国家「マレーシア」。

タイ、インドネシア、ブルネイの3カ国と隣接し、海を挟んでシンガポールやフィリピンとも近いマレーシアは、アジアでもトップクラスの多国籍移民が共存している国です。

マレーシアの通貨

マレーシアの通貨は「マレーシア・リンギット(MYR)」で、2022年4月のレートでは、1MYRが日本円で30円です。

その他

マレーシアについてもっと詳しく知りたい方は、マレーシア基本情報の記事もあわせてご覧ください。

マレーシア基礎情報

マレーシア留学の種類

マレーシア留学にはいろいろな方法があります。

ここでは、基本的な留学の種類を3つご紹介します!

マレーシア留学の種類

語学学校

語学を学ぶための留学スタイルで、1週間からの留学が可能です。

一般英語以外にもビジネス英語やテスト対策英語、大学進学準備英語など、自分にやりたい事に合わせてコースを選ぶことができます。

その他にも、中国語、マレー語を学ぶことができるのもマレーシア留学の特徴です。

専門学校

マレーシアには英語で学ぶことができる専門学校がいくつかあります。

詳しく知りたい方は、こちらの記事も合わせてご覧ください!

大学留学

マレーシアの大学への留学は3年間以上の長期留学になります。

正規留学後に編入システムを利用すれば、イギリスやオーストラリアの学位も取得できます。

海外大学で学びたい方は必見!【マレーシアの大学進学留学】を徹底解説します

マレーシア留学のメリット

ここからは、多くの留学希望者が気になっている「マレーシア留学」のメリットを見ていきましょう。

マレーシア留学のメリット

英語が準公用語

マレーシアの公用語はマレー語、そして元イギリス植民地であったため準公用語には英語が用いられています。

多民族国家のマレーシアでは、他の民族とのコミュニケーションは英語が使われており、日常生活のほとんどの場面で英語を話すことになります。

想像以上に英語漬けの環境に身を置くことができます。

学費が安い

マレーシアの物価は生活費で見ると日本の約1/2もしくは1/3。

そのため、相対的に学費もかなり安くなるため、必然的に留学費にかかるコストも欧米と比べるとかなり抑えられます。

具体的な例で比較してみましょう。

1カ月の語学留学(入学費+学費+滞在費)の場合

  • イギリス:約40万円
  • オーストラリア:約30万円
  • マレーシア:約14万円

1年間の大学留学(学費のみ)の場合

  • イギリス:約250万円
  • オーストラリア:約300万円
  • マレーシア:約80万円

みんなが気になる【海外大学費用】の徹底解説!マレーシア留学編

欧米有名大学との提携

マレーシアの大学のほとんどが、世界ランキングに載る欧米有名大学と提携しています。

そのため次のようなプログラムを利用することで、格安で欧米の大学の学位を取得することも可能になるのです。

  • デュアルディグリープログラム:マレーシアの大学とイギリス・オーストラリアの提携大学の2カ国のバチェラーディグリーが、同時に取得できる
  • プログラムツイニングプログラム:卒業時にマレーシアの大学ではなく、海外提携大学のバチェラーディグリーが取得できるプログラム
  • アメリカンディグリートランスファープログラム:アメリカの大学への編入を目指したプログラム

日本から近い

日本からマレーシアの首都クアラルンプールまでは片道約7時間。

片道10時間以上の欧米諸国と比べると、移動時間が短くて済みます。

また日本とマレーシア間を運行するLCCも多いため、急な用事での帰国や長期休暇の里帰りなど、気軽に一時帰国できるのが特徴です

留学中に日本から家族や友達も訪れやすいのも、マレーシア留学のメリットの一つです。

治安が比較的良い

海外留学の不安材料の一つが、滞在国の「治安」ではないでしょうか?

マレーシアは東南アジアの中でも安全な国として知られています。

とはいえ、世界トップレベルの治安の良さを誇る日本に比べると、気をつけなければいけない面もありますので、留学中は気を緩めないことが大切です。

マレーシア留学のデメリット

ここまで、マレーシア留学のメリットをご紹介してきましたが、全ていいことだけではありません。

マレーシアの魅力的な部分だけを見て留学を決めてしまう前に、必ずデメリットも事前に確認しておきましょう。

情報集めの時点でデメリットを知っておくことで、日本にいる間に十分な留学準備をすることができるからです。

マレーシア留学のデメリット

とにかく暑い

世界地図で位置を確認するとわかりますが、赤道に近いマレーシアの気候は「熱帯雨林」。

年間を通した平均気温が31℃~33℃と、とても暑い国なのです!

「熱帯雨林」という名前の通り雨も多く湿度が高く、日本のように春・夏・秋・冬といった季節のメリハリはありません。

ただし、朝と夕方は25℃前後まで気温が下がり、場合によっては肌寒くなることもあります。

日焼け止めクリームと折り畳み傘と共に、軽く羽織る上着も必須です!

大学の授業が難しい

マレーシアの大学は、教育基準が高いからこそ欧米有名大学への編入が可能なのです。

学費が安いからといって、欧米に比べて授業が簡単というわけではありません。

イギリスと同様、大学は3年制で日本の大学より1年少ないため、入学してすぐに専門分野を深く学ばなければなりません。

また高い英語力も必要になるので、勉強は想像以上にハードになると思っておきましょう。

交友関係がアジア人に限定される

マレーシアに滞在する留学生の多くが隣国のタイ、インドネシア、フィリピンなどの東南アジア人、もしくは日本人、韓国人、中国人です。

欧米諸国の留学生は、ほとんどいないと思っておいた方が良いでしょう。

そのため、世界中から学生が集まる欧米への留学とは異なり、交友関係がアジア人に限定されてしまいます。

欧米人と人脈を作りたいと考える人には難しいかもしれませんが、これから発展が期待できる東南アジア各国へアプローチしたい人には、マレーシアは最適な留学先と言えます。

英語に訛りがある

マレーシアで話される英語は、基本的にイギリス英語です。

加えてマレー語のアクセントも入っているため、アメリカ英語に慣れた日本人からすると「英語に訛りがある」と感じるかもしれません。

「訛り」と言うと、ネガティヴにとらえる人もいるかもしれませんが、

  • お互い外国人同士が話す英語なのでコミュニケーションしやすい
  • マレーシア人の話す英語は聞き取りやすい

という意見もあります。

海外で留学や就職をする場合、周りで接する人のほとんどが「外国人」です。

つまり、イングリッシュスピーカーの大半がネイティヴではないため、「訛り」を気にする人はほとんどいません。

ただし、どうしても「訛りが嫌だ!」という人は、留学先を考える必要があります。

手続きが遅い

これは、マレーシアに限ったことではありませんが、学校や行政を含む全ての手続きに時間がかかります

国内郵便物も受け取るまでに数週間かかることもあります。

何もかもがスムーズに進む生活に慣れている日本人には、イライラしてしまうことかもしれませんが、世界的に見ると日本が例外です。

そのため、大切な手続きは時間に余裕を持って行うようにしてください。

マレーシア留学でアルバイト

留学先を選ぶ上で気になるのが、「アルバイトができるか」。

留学費用の足しにしたいという理由で、現地でお金を稼ぎたいと考える人も多くいます。

ここでは、マレーシア留学のアルバイト事情をご紹介します。

マレーシア留学でアルバイト

アルバイトは可能

学生ビザを所有している方に限りますが、マレーシアではアルバイトが可能です。

授業がある平日でのアルバイトはできませんが、夏休みなど7日間以上の長期休暇中であれば、週に最大20時間

ただし、物価が安いマレーシア、当然時給も日本よりとても低いのです!

例えば、求人の多いレストランのサービスであれば、時給を日本円に換算すると約180円。

20時間働いても3600円程度です。

そのため、留学費は日本できちんと用意した方が無難です。

また、首都クアラルンプールのような都会でなければ、仕事はほとんどありません。

留学日の足しにと考えるのではなく、現地の人と働いてみたい、海外で就労してみたいという人には、マレーシアでアルバイトをすることは貴重な経験になるかもしれません。

マレーシア留学での3つの注意点

多くの異なる文化が交差する国マレーシア。

その「多様性」をきちんと理解していなかったために、日本にいるときには想像できないようなトラブルに巻き込まれることがあります。

マレーシアで生活する上で気をつけなければならないことは、次の3点です。

持ち込む際に気を付けるもの

どこの国でも持ち込みや使用が禁止されている「麻薬」。

日本の場合は懲役(平均8年)と罰金(約400万円)で済みますが、マレーシアではなんと「死刑」になってしまいます。

実際に2015年、日本人女性が覚醒剤を隠し持って入国したとして、死刑判決がくだされました。

弁護士を通して「頼まれた荷物を運んだだけで、中身は知らない」と日本人女性は主張しましたが、後に棄却されています。

また、使い慣れた薬であっても、種類によっては持ち込みが禁止されている場合があります。

現地で問題になる前に、必ず事前に大使館や留学エージェントに相談し確認しておくことが大切です。

その他にも、おもちゃのモデルガン、飛び出しナイフ、花火、たばこの広告が載った雑誌なども重いペナルティが課せられます。

「日本人だから大目に見てくれる」と言う言葉は通用しませんので、怪しいと思うものは誰に頼まれても絶対に持ち込まないでください。

マレーシアの国教はイスラム教

意外と思われるかもしれませんが、東南アジアは世界最多のイスラム教徒が住んでいる地域です。

マレーシアでは国教としてイスラム教を信仰しています。

そのため、家の外では夫婦であっても男性が女性を気軽に触ることは極力避けましょう。

また、年に一回、ラマダンと言う断食を行う月があり、その期間中は飲酒が禁止されています。

日本では「たかだか宗教」と考える人が多いですが、海外では「宗教」を中心に全てが成り立っている国がたくさんあります。

そのため、習慣や宗教を理解し、尊重することが海外生活では重要です。

マレーシアの国教はイスラム教

夜間の外出を避ける

マレーシアは治安の良い国と言われていますが、夜は一転し、特に繁華街では外国人観光客や女性、そして日本人を狙ったひったくり、スリ、恐喝が多発しています。

ここでは、クアラルンプール内で特に治安が悪い地域を挙げておきますので、昼間でも近寄らないようにしましょう。

  • チャイナタウン付近
  • チョーキット地区
  • ラジャ・チュラン駅周辺

危ないことに巻き込まれないように、日頃から次のような注意が必要です。

  • 一人での夜間の外出は避ける
  • 帰宅が夜になる場合は、距離が近くてもタクシーを利用する

など、十分に注意する必要があります。最終的には自分の身は自分で守るしかありません。

マレーシア留学のまとめ

この記事では、まだまだ知られていない「マレーシア留学」の魅力を知っていただくために、

  • マレーシアの基本情報
  • マレーシア留学の種類
  • マレーシア留学のメリット
  • マレーシア留学のデメリット
  • マレーシア留学でアルバイト
  • マレーシア留学での3つの注意点

を解説しました。

記事でご紹介したマレーシア留学のメリット・デメリットは次の通りです。

メリット

  • 英語が準公用語
  • 学費が安い
  • 欧米有名大学との提携
  • 日本から比較的近い
  • 治安が良い

デメリット

  • とにかく暑い
  • 大学の授業が難しい
  • 交友関係がアジア人に限定される
  • 英語に訛りがある
  • 手続きが遅い

いかがでしたか?

距離も近く、気候も良く、ご飯も美味しいため、日本人の移住したい国ランキングで常に上位に位置するマレーシア。

「留学先」として日本人にはマイナーですが、東南アジアを中心に多くの留学生を受け入れています。

物価・学費も安いマレーシアは、費用が理由で留学を諦めていた方にもチャレンジできる国の一つと言えます!

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