目次
留学先を決めるポイントは、まず国の情報を知ることから始まります。
基本情報、民族構成、気候、文化など国によって様々な特徴があります。
その国に興味を持つことから初めてみましょう。
魅力
スポーツ、ファッション、音楽などあらゆる分野において最先端の国「アメリカ」。
国内50州ある広大な土地には、映画のロケ地として名高い西海岸の大都市「ロサンゼルス」、政治・経済・金融の中心地でもある東海岸の大都市「ニューヨーク」など、世界各国から憧れを求めて、多くの人が訪れる国のひとつです。
基礎情報
面積
約962.8万平方キロメートル
人口
約3億3,081万人(2021年1月:United States Census Bureau調査)
首都
ワシントンD.C
宗教
信教の自由を憲法で保障、主にキリスト教
物価
牛乳1リットルあたり約120円(≒$1.15) ※2021年1月時点
日本との時差
本土、アラスカ州、ハワイ州を含め計6つの時間帯があり、それぞれ時差が異なる
例)西海岸(ロサンゼルス):-17時間、東海岸(ニューヨーク):-14時間
3月第二日曜日~11月第一日曜日はサマータイムが実施され、1時間進める
国土の広いアメリカではエリアによって時差が異なります。また、サマータイム実施の前後日は時計の調整を忘れないよう注意が必要です。
民族構成
みなさんはアメリカの民族構成をご存じでしょうか?
日本と異なり、アメリカは多くの移民たちによって成り立った多民族国家。
人種・民族によって生活様式も多種多様で、アメリカを象徴する言葉として「人種のるつぼ」と呼ばれています。
それでは、どのような民族構成になっているか確認してみましょう。
気候
広い国土をもつアメリカでは西海岸、東海岸とで大きく気候が異なります。
西海岸は晴天率も高く温暖な気候に対し、東海岸は冬場になると氷点下20℃付近に達するほど厳しい寒さとなります。
文化
各国特有の文化は生活様式、慣習、言語などの違いにより様々です。
多くの移民によって成り立つ多民族国家「アメリカ」文化の代表例を紹介していきましょう。
言語
国民の約9割以上が公用語として英語を使いますが、アメリカ国内ではおよそ300種類以上の言語が使用されています。
チップの習慣
レストランなどで食事をした後の会計時に総額の15~20%相当のチップを支払う習慣があります。
また、空港内でポーターのアシスト(荷物1個につき1~2ドル相当)、ホテルチェックアウト日に、ハウスキーピング(室内を掃除するスタッフ)に1~2ドル相当を枕元に置くなど、アメリカ独特の文化です。
家の中は土足OK
日本の生活様式と異なり、アメリカでは家の中でも靴を履いたまま生活するのが通例です。
ビックサイズが普通
飲食店、特にマクドナルド、ケンタッキーでドリンクなど注文すると、一番小さな「Sサイズ」でも日本国内では「Lサイズ」に匹敵する大きさ。
主な留学都市
アメリカ国内の主な留学都市をご紹介。
語学学校も多くあり、英語以外に専門的な分野を学ぶことができます。
シアトル(ワシントン州)
街の見どころは多くの人で賑わう「パイク・プレイスマーケット」。
地元の新鮮な野菜、果物、魚介類を扱うお店がたくさんあります。
マーケット近隣にスターバックスコーヒー1号店があることで有名です。
サンフランシスコ(カリフォルニア州)
霧の中から突如現れる街のシンボル「ゴールデンゲートブリッジ」。
年間を通して温暖な気候で、西海岸にある都市の中でも人気観光地のひとつです。
「坂の街」として知られ、街中を走行するケーブルカーは市民の足となっています。
ロサンゼルス(カリフォルニア州)
本場の大型テーマパーク「ディズニーランド」、「ユニバーサルスタジオ」があるカリフォルニア州屈指の大都市。
映画産業の中心地と知られる「ハリウッド」では、映画の授賞式が行われるシアターのほか、セレブ俳優も訪れるレストラン、カフェが多く軒を連ねます。
サンディエゴ(カリフォルニア州)
太陽が燦燦と降り注ぐビーチシティとして名高いカリフォルニア州第二の都市です。
メキシコ国境に近いことから、市内にはスペイン文化が色濃く残る建物も多くあります。
治安も良いことから、初めての海外留学におすすめです。
シカゴ(イリノイ州)
ニューヨーク、ロサンゼルスに次ぐアメリカ国内第三の都市。
「摩天楼」発祥の地として、市内中心部には高層ビルが建ち並びます。
五大湖のひとつ「ミシガン湖」から吹く風が強いことから別名「風の街(WINDY CITY」と呼ばれています。
ボストン(マサチューセッツ州)
アメリカ国内の中で治安が良い街のひとつとして知られています。
整備された綺麗な街には世界的に有名なハーバード大学やマサチューセッツ工科大学など、多くの学生が憧れて通う学園都市です。
中世ヨーロッパ文化を受け継ぐ歴史的建造物も多く残ります。
ニューヨーク(ニューヨーク州)
アメリカ国内最大都市で政治、経済、金融の中心地。繁華街にある「タイムズ・スクエア」では、毎年行われる年末カウントダウンのイベントに多くの人が集まることで有名です。
「摩天楼」と呼ばれる超高層ビルがたくさん建ち並び、展望エリアからの夜景は絶景です。
ハワイ諸島(ハワイ州)
日本人の海外旅行先として上位にランクインする常夏の楽園「ハワイ」。
観光地の主力都市「ホノルル(オワフ島)」にはアメリカ国内からの観光客はもちろん、世界各国から多くの人が訪れるリゾート地のひとつです。
多くのリゾートホテルが建ち並ぶワイキキビーチ沿いは終日人通りが絶えないエリアです。
まとめ
留学先のひとつとして人気のアメリカをご紹介しました。
国土が広いうえに、西海岸と東海岸と時差も大きく異なります。
多くの移民たちによって発展を遂げ、あらゆる分野で最先端の国「アメリカ」。
現在も世界の代表国として日々進化している国のひとつです。
英語を学ぶことはもちろんのこと、アメリカ独特の多民族国家の特色を生かした様々な文化を知ることができるのも魅力です。