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留学先を決めるポイントは、まず国の情報を知ることから始まります。

基本情報、民族構成、気候、文化など国によって様々な特徴があります。

その国に興味を持つことから初めてみましょう。

フィリピンの魅力/特徴

大小7,000以上の島々から成る「フィリピン」。

年間平均気温が30℃近くある、いつ訪れても常夏の国です。

蒼い海が広がるセブ島、ボラカイ島の人気リゾート地に加え、スペイン統治時代の古い街並み、歴史的建造物が残る魅惑の首都マニラなど、見どころがたくさんあります。

日本から約4~5時間の飛行距離、そして時差もマイナス1時間とアジア圏の中でも気軽に渡航できる場所として人気です。

フィリピンの基礎情報

面積

約29万9,404平方キロメートル

人口

約1億98万人(2015年:フィリピン国勢調査)

首都

マニラ

宗教

ASEAN唯一のキリスト教国。国民の83%がカトリック、その他のキリスト教が10%。イスラム教は5%、その他2%。

物価

缶ビール(約350ml)が約80~100円(≒40ペソ) ※2021年2月時点

日本との時差

-1時間

フィリピンでは特にサマータイム実施はありません。

フィリピンの民族構成

みなさんはフィリピンの民族構成をご存じでしょうか?

国民の約95%がマレー系民族ですが、大小7,000以上の島々では100以上の民族グループに分けられています。

フィリピン本来の母国語「タガログ語」のほかに、都市によっては「サヤ語」など様々な固有の言語を使います

どのような民族構成になっているか確認してみましょう。

フィリピンの気候

常夏の楽園「フィリピン」。

年間を通して平均気温が30℃近くと暑い国です。

雨季(6~11月)、乾季(12~5月)があります。

雨季の頃は湿度高く蒸し暑さが目立ち、朝方や夕方は突発的なスコールが頻繁に降ります。

また、台風の発生率も非常に高くなります。

乾季(12~5月)になると次第に降雨量も少なく晴れ間の日が多くなり、快適に過ごすことができます。

日本と違い紫外線、日差しがかなり強く、サングラスや日焼け止めクリームなどで対策が必要です。

フィリピンの文化

東南アジア諸国の中で魅惑の国のひとつと呼ばれる「フィリピン」。

かつて、スペインの統治下であったフィリピン各都市では西洋文化が色濃く残る歴史的建造物をはじめ、国民の生活習慣、食べ物など様々な特色のある文化があります。

「フィリピン」文化の代表例を紹介していきましょう。

アジアとヨーロッパ文化が混じるフュージョン料理

フィリピン各都市を訪れると、街中にはフィリピン料理のレストランのほか、スペイン料理のレストランが多くあります

かつてスペイン統治下の名残もあったことから、スペイン風の料理が国民に親しまれています。

近隣が海で囲まれていることもあり、新鮮な魚介類を使用したパエリアなど少し南国ならではフィリピン風のあまいテイストが入っているのも特徴です。

イベント行事をとても大切にする国

冬の定番イベント「クリスマス」をはじめ、フィリピン人はイベント行事がとても大好きなことで知られています

特に家族、友人、知人の誕生日の日は、自分たちの仕事を二の次にするくらい朝から晩まで大騒ぎすることもあります。

また、国内主要都市で開かれるお祭りイベントなどは国内含め、海外各国から多くの人が訪れるビッグイベントも数多くあります。

渋滞がかなり深刻化

首都マニラをはじめ、セブ島では年々深刻な車の渋滞に悩まされています。

国民一人当たりに対する車の保有率が上がっていることも事実ですが、雨季の頃は大雨で道路が冠水するなどすれば益々大変なことが起こります。

特に朝晩の通勤、通学の時間帯は通常20~30分かかる距離も、大渋滞の影響により1~2時間かかることも日常茶飯事です。

フィリピンを代表する交通機関「ジプニー」

フィリピンへ渡航の際は一度は必ず体験してもらいたい「ジプニー」。

かつてアメリカ軍が使っていた車(ジープ)を乗り合いバスに改造した乗り物です。

定員は車種によって様々ですが約10~15人ほど。

市内を走るタクシーに比べかなり格安で移動できることが魅力のひとつです。

混雑する時間帯は隣の人と密着するほど窮屈になる点と、近年スリなど盗難が相次いでいるので混雑しているジプニーにはあまり乗車しないことをおすすめします。

英語とタガログ語を混ぜた「タグリッシュ」が一般的

フィリピンでは母国語タガログ語に加え、英語を使う割合が約6割と言われています。

アジア圏の中でも比較的英語は通じ、留学先のひとつとして人気もあります。

国民の中では英語を話しながら間にタガログ語を交えて話す「タグリッシュ」が浸透しています。

また、フィリピン国内では母国語タガログ語以外にも都市によって違う言語(ビサヤ語)を使う国民がいるため、はじめのうちは少しコミュニケーションに困ることもあります。

フィリピンの主な留学先

フィリピン国内の主な留学都市をご紹介。

特に他国に比べ格安で留学できるのが魅力です。

英語を使う人の割合はアジア圏の中でシンガポール、マレーシアに次ぐ規模です。

母国語「タガログ語」を主体とする一方、英語教育に力を入れている国のひとつです。

マニラ

フィリピンの島々の中で最大の面積規模を誇るルソン島中西部に位置するフィリピン共和国の首都として機能している大都市

正式な首都名は「メトロ・マニラ」と呼ばれ、マニラ市、マカティ市、ケソン市など17の行政地域で成り立っています。

観光拠点となるマニラ市内中心部にはスペイン統治時代の城塞都市「イントラムロス(旧市街地)」があり、世界遺産に登録された「サン・アグスチン教会」をはじめ、第二次世界大戦中に日本軍の憲兵隊の本部が置かれた「サンチャゴ要塞」など多くの歴史を知ることができる人気スポットのひとつです。

近年はマニラ国際空港周辺、およびパサイ地区ではたくさんのショッピングモールが建設されるほか、大型のカジノ施設などアミューズメント事業に力を入れています

外資系企業、日系企業がたくさん進出しているエリアはマニラの中でも特に洗練されたマカティエリアとなります。

グリーンベルト、グロリエッタなどの大型商業施設のほか、コンドミニアム、高級ホテルなども多く建ち並ぶエリアです。

セブ

フィリピン国内屈指の人気リゾート地のひとつ。

国際線、国内線の離発着空港、および綺麗なビーチエリア、高級リゾートホテルの多くはセブ島東側にある小さな「マクタン島」が拠点となります。

シュノーケリング、ダイビングを目的としたマリンアクティビティが盛んで日本含め世界か各国から多くのダイバーが訪れるほど人気のダイビングスポットとして人気を集めています。

セブ島周辺には綺麗なサンゴ礁が広がる小さな島がたくさん点在し、島々を巡り巡る「アイランドピクニック(またはアイランドホッピング)」は人気ツアーのひとつです。

セブ島市内中心部は多くのショップ、レストラン、カフェのほか海外留学生向けの語学学校もたくさんあります。

フィリピンはアジア諸国の中でも英語能力が高く評価されており、近年は他都市に比べ格安で留学できることから学生に人気です。

ほかに親子短期留学プログラムなど勉強しながらリゾート地で満喫できるのも魅力のひとつです。

まとめ

留学先のひとつとして人気のフィリピンをご紹介しました。

日本と大きな時差もなく、年間を通して平均気温が30℃近くある常夏の国「フィリピン」。

留学先の都市は主に「マニラ」「セブ」と少ないですが、留学費用が他国に比べ格安なことから近年留学先のひとつとして人気を集めています。

食べ物、生活用品も日本と比べ安く手に入るので、短期留学から長期留学にもおすすめです。

また、フィリピン国内ではアジア諸国の中でも英語を使う人の割合が高く、そして英語能力も優秀な為、英語を学ぶ環境としてはおすすめの留学先です。

フィリピンの魅力は何といっても綺麗なリゾート地がたくさんあることです。

勉強しながら近くの島へ日帰り観光、および海やビーチへ出掛けてマリンアクティビティを楽しむのも留学中の醍醐味です。

ぜひ、フィリピン留学を検討してみましょう。

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