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【海外インターン】将来の就活のためにする意味がない?参加メリットと失敗しないコツを解説します!

インターンは意味がない?

海外インターン参加経験者の口コミを見たことがありますか?

「海外インターンが就活に役立った!」

「キャリアアップになった!」

という声とは反対に

「海外インターンをしたが意味はなかった!」

「就活に役立たなかった!」

と、全く対照的な意見を目にすることがあります。

海外インターンは語学留学や大学留学とは異なり、海外での就労経験を積むことが渡航目的です。

そのため、何も考えずに参加すると「失敗」してしまうケースもあるのは事実です。

この記事では、インターンのシステムから海外インターンを失敗しないコツなどを解説しています。

海外インターンを成功させるために、ぜひ最後まで読んでくださいね!

インターン

そもそもインターンとは?

近年、日本でも「インターン」もしくは「インターンシップ」という言葉をよく耳にするようになりました。

そもそもこのインターンとはどのようなシステムなのでしょうか?

インターンという単語は、もともと教育実習生や医学研修生などの見習い生のこと、そしてインターンシップは、一定の期間、学生が企業で就業経験を積む制度のことを指していました。

インターンシップを短くして「インターン」という場合もあり、現在では両方とも同じ意味で使われるようになっています。

日本のインターンと海外との違いは?

同じ「インターン」という言葉でも、日本と海外では意味合いが若干異なります。

違いをしっかり確認した上で、どちらのインターンに参加するか決めましょう。

日本でのインターン

日本のインターンは、大学生に企業の事業内容を知ってもらうことを目的としています。

そのため会社説明会やセミナーなどが主流で、数時間、1日、1週間など短期間が主流です。

ここ数年で7月から9月の夏休み期間に実施される「サマーインターン」を行う企業も増えていますが、就業体験型意味合いが強く、実際の業務に携われることはほとんどありません。

日本のインターンのメリットは、多くの企業の説明会に気軽に参加し、いろいろな業界を知ることができる点にあります。

日本のインターン

海外のインターン

日本のは異なり、海外でのインターンは「採用を前提としている」ことが主流です。

つまり、企業にとってのインターンとは「将来の採用」を見込んで、学生に実践的な就労経験を積ませ、即戦力のある人材に育てることを目的としている役割があるです。

また学生側にとっては、カレッジ・大学・専門学校で学んだ専門知識を実践できるチャンスであり、その後の就活に大変有効に働くシステムでもあります。

海外インターンは基本的にフルタイム勤務で、実施期間は数カ月から1年行われます。

その間学生は、企業の「社員」として働き、インターンの終了後はそのまま採用というケースがほとんどです。

海外インターンの種類とは?

日本で「海外インターン」といった場合は2種類あります。

参加する前に内容をきちんと把握し、自分の目的に合わせて選ぶようにしましょう。

短期の海外インターン

アジアを中心にアメリカやオーストラリアなど世界各地で行われている短期のインターン制度で、受け入れ企業のほとんどが「日系企業」です。

職種はホスピタリティや教育関係などさまざまで、参加期間が短期間であるため基本的に無給です。

最短2週間から参加できる企業もあり、インターンに参加するためのビザ申請は必要ありません。

英語力が必要ない企業も多いので気軽に参加できます。

長期の海外インターン

アメリカやカナダの北米で主流の長期インターンは、実際に企業に関わる業務を行うため「就労経験」を得ることができます。

職種によっては英語力が問われないケースもありますが、基本的に現地企業で勤務することから、ある程度の英語力を求められます。

最長1年までの長期契約なので、基本的に有給です。

賃金は受け入れ企業によることはもちろんのこと、職種やインターン生のスキル・経歴によっても異なります。

スキルアップ

海外インターンに参加する6つのメリット!

海外インターンに参加するには、時間や渡航費用、そして現地での生活費などがかかります。

費用は決して安いとは言えませんが、日本からの参加者は年々増えているのには理由があります。

ここでは、海外インターンに参加する6つのメリットを確認していきましょう。

実践的な英語力の向上

海外インターンに参加する最も大きなメリット、それは英語力の向上でしょう。

職場の上司や同僚とのコミュニケーションをはじめ、取引先、顧客との電話やメールでのやり取りも全て英語で行わなければなりません。

そのため、日常会話だけでなく、ビジネス英語もマスターしなければならない環境に身を置くことになります。

最初は大変ですが、次第にビジネス英語でよく使われる表現や形式文などを使いこなせるようになるでしょう。

実践のビジネスシーンで身につけた生きた英語は、就活に有利になる重要なスキルです。

収入がある

長期間の海外インターンの場合は、基本的に有給です。も

ちろん、インターン生なので正規の社員よりは金額は少ないですが、それでも現地の生活費を補えるくらいは稼ぐことができるでしょう。

また、インターン参加期間中は社員と同様に残業代・交通費などの手当だけでなく、有給休暇もつくため、海外生活を同時に楽しむことができます。

グローバルな環境で仕事ができる

アメリカやカナダなどの海外企業には、日本人だけでなく世界中から文化や民族、そして人種も異なるさまざまな人たちが集まり、一緒に働くことになります。

働き方も考え方も違う彼らと仕事をすることは、国際的な感覚が持てるだけでなく、他民族・他文化への理解を深める機会です。

新しい価値観が身につき、人生においても大きな意味を持つ経験になるでしょう。

このようなグローバルな環境で仕事をすることによって、世界中にネットワークができることも期待できます。

グローバル

臨機応変になり精神的に強くなる

海外での生活は、日本ではありえないハプニングやトラブルが起こります。

思いもよらない不自由さを感じたり、なんでもないことがうまくいかなかったりと、普通に生活をしているだけでも大変です。

さらに、日本とは異なるビジネススタイルの海外企業に勤めるとなると、なおさらいろいろなことが起こるでしょう。

知らない土地で慣れない生活を送る中、一つ一つ対応していくことで成長し、多少のことでは動じなくなります!

そして、いろいろな経験を通して、気がついたら臨機応変に対応できるようになります。

海外インターンを終える頃には、精神的にも強くなっているはずです。

ビジネススキルが習得できる

海外インターンではインターン生であっても、責任を伴う業務を担当することになり、もちろん、高い評価を得れば報酬も上がっていきます。

ミーティングでは社員と同様に意見や発言を求められ、チームでの作業も積極的にこなしていかなければなりません。

「学生だから」や「よくわからないから」というのが言い訳にならないのが海外でのインターンです。

そのため、インターン参加中に経験したことは「ビジネススキル」としてみなされ、就職や転職にも大変有効になります。

信頼できる仲間ができる

企業でのインターンで苦労するのは、日本人だけではありません。

国籍や年齢を問わず、たとえ英語を母国語とする学生であっても、日々の業務に追われ、失敗もたくさんしてしまいます。

そのため、同じ時期にインターンを始めた仲間とは、仕事上での悩みを分かち合える関係になっていくでしょう。

たくさんの経験をともにすることで、信頼できる人間関係を作っていくことができるのも、海外インターンに参加するメリットと言えます。

信頼できる仲間

海外インターンの経験を生かせなかった人の特徴とは?

海外まで行って同じようにインターンを経験したはずなのに、この違いは一体なんでしょうか?

せっかくのチャンスを無駄にしないためにも、「失敗例」から得ることはたくさんあります。

ここでは海外インターンの経験を生かせなかった人の特徴をチェックしてみましょう!

海外インターンに行けば英語が話せると思っている

「せっかく海外まで行ったのに、インターンでは英語を使わなかった!」

という意見がありますが、そのほとんどが

  • 海外の日系企業
  • 日本人や日本の企業向けの関連企業
  • 日本人向けの観光メディア

など、日本と関わりの深い企業でインターンに参加した方々です。

日系や日本企業向けの企業でインターンをする利点は、英語を使わなくても海外インターンができること。

そのため、英語を使って仕事をしたい人は、英語を使う環境にある企業を選ぶことが大切です。

海外インターンはお金を稼げる留学だと思っている

海外インターンには「現地企業で働きながら専門分野を学べる」という特徴がありますが、給料が発生する以上、受け入れ先企業の「戦力」になることが目的です。

もちろん企業にはインターン生の教育担当者はいますが、主体的にどんどん仕事に取り組んでいかなければなりません。

また英語の環境に身を置けば勝手に覚えるだろう、と受け身で聞き流しているようでは語学を身につけることは難しいでしょう。

インターンでは、学校のように宿題もなければ、なんでも教えてくれる「先生」という存在はいません。

語学留学の気分で参加すると、失敗してしまう可能性があります。

失敗してしまう可能性

そもそも参加する目的を決めていない

「就活に役立たなかった!」

という人の多くは、国際感覚を身につけることや、海外インターンに参加すること自体が目的だった人がほとんどです。

海外インターンはあくまで就労経験を持つ機会であり、やりたいことを実現させる手段に過ぎません。

例えば、

海外の一流ホテルでインターンを経験したにも関わらず、就職活動では輸入貿易の会社に面接に行った

この場合、企業の面接官からすると

輸入貿易の会社に勤めたいのに、なぜわざわざ海外まで行って一流ホテルでインターンに参加したのだろう?

という疑問が湧きます。

きちんと将来の目的にあったインターン先を選んで、参加する必要があります。

海外インターンを失敗しないコツとは?

さて、以上の「海外インターンの経験を生かせない人の特徴」をチェックした上で、ここでは具体的に海外インターンを失敗しないコツをみていきましょう。

海外インターン経験を何に生かしたいかを考える

「海外インターンをしたい!」

と思ったら、まず海外インターン経験を何に生かすことができるかをしっかり考えることが必要です。

面接官の立場になって、次のような質問を自分に投げかけてみるのも良いでしょう。

  • なぜ日本ではなく、海外インターンに参加しようと思ったのか?
  • なぜその職種を選んだのか?その国を選んだ理由は?
  • インターンの期間はどのくらいだったのか?
  • そのインターン中に担当した具体的な業務内容は何だったのか?
  • 実際に海外インターンに参加することで、身についたものは何か?

インターンに参加してからでないと答えることができない内容でも、事前にポイントを絞っておくことで、実際にインターンを始めた時に気づくこともたくさんあります。

最初は「ただ海外インターンに参加したい!」という動機であっても、きちんと理由付けすることが大切です。

何に生かしたいかを考える

目的に合った企業を選ぶ

インターン受け入れ企業を選ぶ際に大切なのは、報酬がいいか、働きやすい環境か、という以上に、自分の将来の目的に合った業務を提供している企業かどうかを見極めることです。

例えば、

  • 帰国後、日本で国際貿易の企業に就職したいという目標があれば、国際貿易関連の企業でインターンをする
  • 海外で日本の観光客向けの旅行会社に就職したいのであれば、日系、もしくは日本人観光客を受け入れている海外の旅行会社でインターンをする

など、「この業界に就職したかったので、就活前にインターンに参加した」とはっきり答えられるような目的を立てておきましょう。

社員の一員として責任を持って働く

海外インターンの経験を何に生かすか考え、目的に合った企業を選んだ後は、実際にどのような姿勢で働くかが重要になります。

インターン生とはいえ、いったん企業に入れば、他の社員と同じような業務を請け負うことになります。

そのため限られた期間であっても、実際に企業の社員としての自覚を持って働くことが大切です。

インターン参加中に得た経験は、就活でも有効なスキルになることは間違いありません。

まとめ:海外インターンを無意味にしないために気をつけること!

国内外の就活の一環として人気を集めている海外インターン。

その反面、「海外インターンはしても意味がない!」「海外インターン経験は就活に役に立たない!」という意見も目にします。

ここでは、海外インターンを無意味にしないために

  • そもそもインターンとは?
  • 日本のインターンと海外との違いは?
  • 海外インターンの種類とは?
  • 海外インターンに参加する6つのメリット!
  • 海外インターンの経験を生かせなかった人の特徴とは?
  • 海外インターンを失敗しないコツとは?

をテーマに解説してきました。

海外インターンは、人生の価値観を変えてくれる素晴らしい経験になります。

せっかく苦労をしながら得る経験です!うまく生かしましょう!

海外インターンに意味を持たせるか、無意味にするかは自分次第です。

自分次第

海外インターンを目指す方におすすめ!Co-op(コープ)留学

カレッジで専門分野をきちんと学んだ後、その専門分野と関係のある企業で有給インターンに参加できる、カナダだけの特別プログラム「Co-op留学」

参加に年齢制限がないため、卒業予定の高校生からキャリアアップを目指した転職を希望する社会人も利用しています。

プログラム終了後には、カナダ政府公認の修了証を取得できるだけでなく、労働ビザの申請も可能になります。

詳しくはこちらの記事も併せてご覧ください。

【Co-op(コープ)留学】有給インターンに挑戦できるカナダだけの特別プログラムとは?

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